本日は栃木に7年間住んだ私が、栃木県は冬にスタッドレスタイヤが必要かどうかについて、お話していきたいと思います。
(この記事は自腹レビューですが、アフィリエイトリンクを含みます。記事の情報は2025年12月5日の情報です)
栃木県スタッドレスタイヤは必要か
結論
ほぼ必須と考えていい
です。
理由ですが、
- 栃木で雪が降るのは年に1~2回だが、その1~2回に車が使えないのは困るから(宇都宮・県央の場合)
- 雪が降らなくても凍結への対策は必要だから
です。
栃木県のスタッドレスタイヤ装着率
ではまず、栃木県のスタッドレスタイヤ装着率の傾向から行きます。
下野新聞の調査によると、栃木県のスタッドレスタイヤの装着率は、
- 県北 92.8%(那須塩原市周辺)
- 県央 83.3%(宇都宮市周辺)
- 県南 62.6%(小山市周辺)
だそうです。私の感覚では県央ではほとんどの人がスタッドレスに交換している感じはありましたが、県南でも6割強の人が交換しているのは少し驚きですね。
雪は積もっても年1~2回。でも必要(必須でもいい)
続いて、栃木県の降雪の傾向から行きます。宇都宮近辺に私が住んでいた7年間は、
雪はまず積もらない、積もっても年1~2回くらい
でした。年によって、これが増える年もあれば、減る年もあります。近年は地球温暖化の傾向で雪が積もる回数も減っているように思います。
年1~2回の降雪でもスタッドレス必要
年1~2回だとスタッドレスいらないじゃん?
と考えるのは安易です。それでも、
スタッドレスは必要(必須でもいい)です
特に、仕事の外回りで車を使う方や、リモート出勤ができない方は絶対つけましょう。
年に1回でも、
雪が降っているから車で外出できず、仕事に行けない~
となるとかなり困ります。雪が降ったからといって仕事を休むわけにはいかないので、スタッドレスは必要と考えた方がいいです。
仕事の他にも、
- 急病やケガで病院に行かなければいけない
- 買い物に行かなければいけない
- 駅へ送迎しなければいけない
等、雪が降っても、車を動かさなければいけないシチュエーションはたくさんあります。スタッドレスはぜひとも装着しておきたいです。
凍結の可能性がゼロではない
降雪だけではありません。凍結対策にもスタッドレスタイヤは必要です。
一般的に道路は3℃以下になると凍結の可能性があるといわれています。
栃木県で運転していると、車外気温計が3℃以下になるのはしょっちゅうです。
といっても、栃木県はどこもかしこもアイスバーンのピッカピカという訳ではありませんが、
山間部の橋の上など、条件が悪いところ
が凍結している可能性もあります。万一に備え、スタッドレスタイヤを装着しましょう。
スタッドレスの値段
スタッドレスの値段ですが、普通車の場合、4本タイヤのみの価格で、
- 安いスタッドレス 3~4万円
- ミドルクラスのスタッドレス 4~6万円
- フラッグシップのスタッドレス 6~10万円
です。
私が購入したのはミシュランのX-ICEです。だいたい4本で、7万円前後です。
オススメ度は9点/10点です。8点/10点が手放しでオススメできる点数です。
9点としたのは私もスタッドレスタイヤは購入したのがまだ2セット目で、その中での評価、まだこれより良い点数のモデルがあるかもしれない、ということです。
その2セット目の経験でですが、ミシュランのスタッドレスは
氷上・雪上性能のみならず、ドライ路面での性能も重視している
スタッドレスタイヤです。
前にはいていたトーヨータイヤのスタッドレスは、
グニャグニャ
で、それが嫌でした。スタッドレスタイヤは、雪上・氷上でのグリップのために柔らかい構造をしており、それが
ドライ路面での性能に悪影響を及ぼしている
のです。
ミシュランのX-ICEは雪上・氷上のグリップのみならず、ドライ路面での性能も重視しており、グニャグニャではなく、
クニクニぐらい
です。(伝わるかな・・・笑)若干クニクニしますが、トーヨータイヤのスタッドレスよりかは全然マシに思える、くらいです。
栃木は氷雪性能より、ドライ路面の方が割合として圧倒的に多い
ので、ミシュランX-ICEが最適かな?と感じています!
(これが北海道等アイスバーンが多い地域だと、ブリヂストンのブリザックが良いとの噂です)
タイヤ交換の工具
みなさんタイヤ交換は自分でされていますか?それとも専門店に頼んでいますか?
もし自分でタイヤ交換を行うなら、車載工具ではなく、ちゃんとした工具と、油圧ジャッキがあると作業を楽に終わらせることができます。
ただし、工具を一通りそろえると、3~4万円くらいはします。元を取るのは結構長い話になるので、専門店に頼むのも一考かもしれません。
私がオススメする工具を紹介いたします。
まず十字レンチはタイヤ交換で必須と思ってください。
車載レンチでタイヤ4本交換しようなんて、
正気ではありません(真顔)
早回しできるレンチ
を必ず買いましょう。
安いのでもないよりかは良いですが、私が購入したのはKokenのクロスレンチです。
Kokenのクロスレンチのオススメ度は8.8点/10点です。8点/10点が手放しでオススメできる点数です。
Kokenのクロスレンチの特徴は、
- 早回し
- 本締め
が一本のレンチでできてしまうという、とても便利なレンチです。詳しくは動画をご覧になって下さい。値段は6000円強と張りますが、素晴らしい&よく考えられたレンチだとおもいます。
点数を8.8点としたのは、完成度は高いがお値段も高い・・・という点がデメリットとして挙げられるからでしょうか?私みたいな工具好きなら手放しでオススメできますが、一般の家庭用・・・と考えると、もう少し安い普通の十字レンチでいいような気もします。
ちなみにですが、このレンチの存在はファクトリーギアという工具専門店で教えてもらいました。ファクトリーギアは自分の知らない工具をいろいろと教えてもらえるのでオススメのお店です。ぜひ足を運んでみて下さい!
続いてホイールナットソケットです。次の17、19、21mmのうちのどれかです。
コーケン 1/2(12.7mm)SQ. ホイールナット用ソケット 全長60mm 17mm 4300M-17(L60)
コーケン 1/2(12.7mm)SQ. ホイールナット用ソケット 全長60mm 19mm 4300M-19(L60)
コーケン 1/2(12.7mm)SQ. ホイールナット用ソケット 全長60mm 21mm 4300M-21(L60)
オススメ度は点9/10点です。8点/10点が手放しでオススメできる点数です。
ホイールナットソケットといえば、
Kokenが定番
です。私がバイトしていたガソリンスタンドでも、ホイールナットソケットはKokenでした。ご自身の車のサイズを調べて購入してください。
マサダ製作所 乗用車 BEETLE 油圧シザースジャッキ 850kg DPJ-850DX
油圧ジャッキはマサダ製作所の850kgタイプのを購入いたしました。
オススメ度は7.8点/10点です。8点/10点が手放しでオススメできる点数です。
オススメ度は8点に届かなかった理由ですが、ジャッキを下げる時に、ネジを緩めるのですが、そのネジがちょっと奥まったところにあり、ジャッキが下がった時に手を挟みそうになるためです。
高いので、別のジャッキを再購入することは考えていませんが、まったくの手放しで薦められる製品とは少し言えないかな?
ただ、いちおう油圧ジャッキがあるだけで、作業は格段にはかどります。タイヤ交換を自分でするなら一つは買っておきたいところです。
東日製作所 トーニチ プレセット形トルクレンチ 差込角12.7 全長489mm
最後にトルクレンチです。
トーニチのトルクレンチですが、オススメ度は点9/10点です。8点/10点が手放しでオススメできる点数です。
トルクレンチは必須
と考えてください。トルクレンチで締め付け力(締め付けトルク)を管理し、ホイールナットが緩むのを防ぎます。
トルクレンチが無いと、
ナットが緩んでタイヤが外れて事故になる可能性
があります。
空飛ぶタイヤ
ではありませんが、きちんとしたトルクで締め付けて、事故を予防しましょう。
トルクレンチは
トーニチが定番
のようでした。バイト先のガソリンスタンドから頂いたトルクレンチもトーニチでした。
以上全部集めると、
4万円くらい
になるようです。タイヤ交換が1回4000~6000円くらい、1年で2回履き替えることを考えると
元を取るのに元を取るのに3~5年
といったところです。まぁ車に積みっぱなしにしておいて、パンクした時にも使えるので、買う価値はあるとは思います。
結論 栃木県スタッドレスタイヤは必要か?
以上、栃木県でスタッドレスタイヤが必要かどうかについてお話してきました。
結論ですが、
悪いことは言わない、スタッドレス買っとけ
です。スタッドレスさえ買っておけば、雪でもアイスバーンでもどうにかなります。(注意は必要ですが)
タイヤはミシュランのX-ICE、私はミシュラン党ですが、ドライ路面の性能が高いオススメのタイヤです。
タイヤ交換の道具は高いものをそろえると、元を取るのに3~5年はかかります。DIY派の人、車が複数台ある人以外は、店で頼むのも一考かもしれません。ただし常に車に常備し、パンクの際にも使えるので、まったく無駄という訳ではありません。
以上、栃木県スタッドレスタイヤは必要か?でした!











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