私は現在iPhone 13 miniを愛用しています。
iPhone 13 miniは140gととても軽く、スペックもそこそこ、デュアルカメラと、若干古くなってきた以外は自分のニーズにとても合っていて、
替えの利かないスマホ
です。特に軽さが秀逸で、iPhone 13 miniに変更してから腕の疲れが激減しました。
困った点は、
後継機が出ない
あれだけ軽いとリークされまくったiPhone Airでも165g。
こんな軽いスマホもう出ない
から、
できるだけ長く使いたい!!
ということで、スマホをいたわりながら使いたいと思っています。
スマホで寿命のボトルネックとなっていくるパーツは、
-
バッテリー
-
Lightening、type-C充電端子
の2つ。Lightening、type-C充電端子はまた別の機会に記事に上げるとして、今日はバッテリーをいかに労わりながら使うか、という点について執筆していこうと思います。
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まず結論、バッテリーを長持ちさせるには?
バッテリーを長持ちさせるには
-
節電すること(消費電力が減ればリチウムイオン電池の劣化も遅くなります)
-
できるだけ50%に近い領域で使用すること
の2点が挙げられます。
ちなみに、バッテリーも充電端子も修理すればいい、という意見もありますが、修理に出して、逆にスマホが不調になってしまったケースもあることや、修理に持っていく手間、コスト、ダウンタイム等を考慮すると、修理になるべく持って行かないというメリットもあります。それらに加え、
日常生活の充電持ちが良くなる
副次的なメリット(いや、これがメイン?!)もあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
iPhoneのバッテリーをいたわる節電設定
1.ダークモードにする
iPhoneの場合、iPhone Xから有機ELディスプレイが採用されています。有機ELディスプレイの場合、画面の黒色の部分は消費電力が少なくなり、ダークモードにすると消費電力が減ります。
日経PC2024年11月号(P25)によると、androidスマホの場合ですが、
| 開始前 | 開始後 | 消費電力 | |
| ダークモード | 100% | 98% | 2% |
| ライトモード | 100% | 95% | 5% |
消費電力はダークモードにした場合約60%も減るとあります。
設定は、「設定」>「画面表示と明るさ」をタップ、ダークモードを選んでください。
2. 5Gを切る
皆さん、5Gって必要ですか?
5Gが役立つ場面は
- 4Kや8K動画のストリーミング、アップロード
- クラウドゲーム(ゲーム処理をローカルではなくサーバーで行うゲーム)
- 大型ファイルの転送(動画、CAD、3Dデーター)
等が挙げられます。どれも一般人にはあまり縁のない世界。
私は今5Gを切って運用していますが、YouTube等見る時も4Gで不足を感じたことはないし、
4Gで十分!
って思っています。
そのため
5Gを切りましょう!!
というのが提案。
5Gはバッテリーをより消費します。特に、
- 5G電波が不安定で、スマホが4G⇄5Gを頻繁に切り替える
- 5Gエリアが広くなく、電波を探す動作が多い
- ミリ波(Sub6より高周波数)の5Gを掴む機種・エリア
といった状況でバッテリーを消費。高速通信も現在は
あまり意味のない過剰スペック
なので、
5G切っちゃいましょう!
設定は、
「設定」>「モバイル通信」>「SIM (通信会社名)」>「音声通話とデータ」>「5Gオート」から「4G」に変更
です。
3.外出時Wi-Fi自動off
家の中ではWi-Fiを使用しますが、外であまりWi-Fiを使うことがない人は
ショートカットのオートメーションでWi-Fiを切るオートメーションを作りましょう!
Wi-Fiをスキャンしなくなり、若干消費電力が減ります。
ショートカットのオートメーションの設定は
Wi-Fi Offにするとき
- 「出発」、場所は「自宅」、「任意の時刻」で「すぐに実行」を選択
- 「新規の空のオートメーション」を選択
- 「コントロール」を選択
- 「Wi-Fiを設定」、Wi-Fiを「オフ」に「変更」
これだけではWi-Fiを切りっぱなしになるのでオンにするときも設定します。
Wi-Fi Onにするとき
- 「到着」、場所は「自宅」、「任意の時刻」で「すぐに実行」を選択
- 「新規の空のオートメーション」を選択
- 「コントロール」を選択
- 「Wi-Fiを設定」、Wi-Fiを「オン」に「変更」
ただし、1つ欠点があります。オン、オフに
若干のタイムラグ
があります。家を出るときはいいのですが、家に着いてもWi-Fiがオンになるまで若干時間がかかります。月のギガ数がカツカツの人はギガ数が増えるので、そういう方にはあまりおすすめできません。
4.デュアルスタンバイを切る
スマホをデュアルsimで運用している方へ。もし、サブsimをあまり使わず、完全にメインsimのバックアップとして使っているなら、
サブsimの通信をオフにしましょう
電波サーチや基地局の切り替えなどで消費されている電力が若干減ります。
ちなみに通信をオフにしても、esimのデータは端末上に残るので、すぐにオンにすることができます。
設定は、
「設定」>「モバイル通信」>「SIM (通信会社名)」>「この回線をオンにする」をオフに変更
です。
5.夜間だけ低電力モード
夜寝ているときは、スマホ触りませんよね。なので、
夜間だけ低電力モード
にしましょう。
設定は集中モードでできます。
「設定」>「集中モード」>「おやすみモード」で
- スケジュール(何時~何時まで)
- 集中モードフィルタで省電力モードをオンにする
で設定できます。
ただ、これは欠点があって、スマホの充電が80%以上になると自動的に解除されてしまいます。
そのため、
例えばテレワークなどで外出する予定のない日
に
満充電にしない時
などに有効な設定となります。
iPhoneのバッテリーを労わる方法、使い方
1.80%に上限設定 もしくは バッテリー充電の最適化
ここらへんはもう皆さんご存知かもしれません。
80%に上限設定
「設定」>「バッテリー」>「充電」で、バッテリー充電の最適化、もしくは80~100%の5%刻みで充電上限を設定できる機能がiPhone15以降にはついています。
一応解説しますと、スマホのリチウムイオンバッテリーは0%、100%に近い充電状態であるほど、バッテリーに負荷がかかりやすい。そのために充電の上限を設定しておこうという設定です。
バッテリー充電の最適化
iPhone 14以前のモデルであれば、上限設定はできませんが、例えば夜充電を開始した時に、夜中に充電を100%にするのではなく、朝起きた時に100%になるように調整し、100%でバッテリーに負荷がかかる時間を減らしてくれる「バッテリー充電の最適化」という機能がついています。ぜひonにしてみてください。
2. 50%付近でこまめに充電しながら使う
バッテリーが20%以下、80%以上の状態になるべくしないのがバッテリーを長持ちさせるコツです。しかし、なるべくなら、
50%付近に充電量を保ったほうがさらに良い
です。
リチウムイオン電池の負荷が一番低い充電量は何パーセント?
と言われると難しいです。
ChatGPTは40%と答えました。
VATRERというHPでは40~80%で使用せよ、と30%台は推奨しておらず、ChatGPTの40%と相容れない部分があります。
他に論文なども読んでみましたが、まぁ分かりやすく、
50%あたりで使用すれば間違いない
ようです。そのため、実用面を考慮し、
30~70%あたりでまめに充電し、使用して放電するというスタイル
がよさそう。
あまり充電ケーブルを抜き差しすると、端子が痛むので、
無線充電、Qi
で充電するようにしてくださいね。
3.充電速度を落とす
iPhone 17は
40W程度の高速充電
ができるそうです。便利!
しかしこれは
外出した時、急ぐ時
だけにしましょう。
急速充電をすると、
電池の内部温度が上がり、バッテリー劣化を促進
します。
昔のUSBタイプAの充電器を使用すれば、
12~18Wでゆっくり
充電してくれます。
ゆっくり充電したほうがバッテリーには優しいので
安い充電器
こんなのを買いましょう。








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