つい先日、大阪から栃木に移動する用事があり、
サンライズ出雲・瀬戸
に乗車してきました。本日はそれについてお話していこうと思います。
(記事の情報は2025年12月13日の情報です)
サンライズ出雲・瀬戸乗車記
はじめに結論
まずは結論から。サンライズ出雲・瀬戸はどれくらいおすすめできるか?
サンライズ出雲・瀬戸のオススメ度は8.2点/10点です。
8点/10点が手放しでオススメできる点数です。
ちょっと8.2点という点は少ないかもしれません。ではなぜ8.2点なのか?
それは、実用性を考えると、
-
高い
-
新幹線+ホテルの方がゆっくり休める
という理由です。
それが、実用性だけではなく、
旅情
というエモーショナルな点がサンライズ出雲・瀬戸にはあることをプラスすると、
9.2点/10点くらいだと思います。
それでは本題に行きましょう。
サンライズ出雲・瀬戸基本情報
まず下り列車の停車駅と時刻表を記載します。(引用元)
| 発駅 | 発時刻 | ||
| 東京 | 21:50発 | ||
| 横浜 | 22:15発 | ||
| 熱海 | 23:23発 | ||
| 沼津 | 23:39発 | ||
| 富士 | 23:53発 | ||
| 静岡 | 0:20発 | ||
| 浜松 | 1:12発 | ||
| 姫路 | 5:25発 | ||
| 発駅 | 発時刻 | 発駅 | 発時刻 |
| 岡山 | 6:31発 | 岡山 | 6:34発 |
| 児島 | 6:52発 | 倉敷 | 6:46発 |
| 坂出 | 7:09発 | 備中高梁 | 7:14発 |
| 高松 | 7:27着 | 新見 | 7:43発 |
| 米子 | 9:08発 | ||
| 安来 | 9:17発 | ||
| 松江 | 9:34発 | ||
| 宍道 | 9:48発 | ||
| 出雲市 | 10:00着 | ||
続いて上り列車の停車駅と時刻表を記載します。(引用元)
| 瀬戸号 | 出雲号 | ||
| 発駅 | 発時刻 | 発駅 | 発時刻 |
| 高松 | 21:26 | 出雲市 | 18:57 |
| 坂出 | 21:44 | 宍道 | 19:10 |
| 児島 | 22:01 | 松江 | 19:26 |
| – | – | 安来 | 19:43 |
| – | – | 米子 | 19:53 |
| – | – | 新見 | 21:19 |
| – | – | 備中高梁 | 21:49 |
| – | – | 倉敷 | 22:16 |
| 岡山 | 22:34 | ||
| 姫路 | 23:33 | ||
| 三ノ宮 | 0:11 | ||
| 大阪 | 0:33 | ||
| 静岡(着) | 4:38 | ||
| 富士(着) | 5:09 | ||
| 沼津(着) | 5:26 | ||
| 熱海(着) | 5:43 | ||
| 横浜(着) | 6:44 | ||
| 東京(着) | 7:08 | ||
最長となる出雲市<=>東京駅だと、
12時間強
の乗車になるんですね~。いや長い。
下りは大阪駅には停まりませんが、上り列車は0時33分に大阪駅に停車します。
大阪駅から乗った場合、乗車時間は約6時間半となります。ちなみに6時間半というのは、
あっという間
でした。意外と短く感じられるものですね。
私が乗車した大阪<=>東京の運賃は特急券・寝台券・乗車券込みで19,370円でした。
ちなみに新幹線の新大阪<=>東京の運賃は特急券・乗車券込みで14,720円です。サンライズ出雲・瀬戸は、新幹線に比べると寝台券の分高くなります。
座席の種類は高いほうから、
- Aシングルデラックス
- Bツイン
- Bシングル
- Bソロ
- ノビノビ座席
となっています。Aシングルデラックスは実質プラチナチケットとなっており、入手困難とされます。乗車1か月前の10時打ちが必須となるようで、普通に入手する分には座席数の多いBシングルが現実的な選択肢となると思います。
私が乗車した区間・座席種類
私が乗車した区間は
大阪<=>東京
で座席種は、
Bシングル
です。
サンライズ出雲・瀬戸Bシングルはどれくらい休めるか、について
皆さんこれは一番気になることではないでしょうか?
実際に乗ってみた感じから言いますと、
走る漫喫
に近い感じです。20系客車のブルートレインは「走るホテル」なんて言われていたそうですが、実際には、走る漫喫に近いです。漫喫のフルフラットシートに泊まったことがある方なら分かると思いますが、狭さなどを含め、およそそれくらいの快適度です。
まとめますと、
夜行バス<<(越えられない壁)<<漫喫フラットシート<サンライズ出雲・瀬戸Bシングル<ホテルのベッド<<家のベッド
という感じです。
まず夜行バスと比べると、サンライズ出雲・瀬戸のBシングルの方が圧倒的に休めます。これは異論はないと思います。
漫喫との比較ですが、漫喫はマットである一方、サンライズ出雲・瀬戸はベッドであるので、サンライズ出雲・瀬戸の方が快適です。ですが、イメージとしては、サンライズ出雲・瀬戸は漫喫で寝る感じに近いです。
ホテルの快適性にはサンライズ出雲・瀬戸は負けます。やはり、動いている分、揺れや音は気になります。
家のベッドで寝る快適性にはさすがにかないません。Bシングルもベッド幅が不足しているわけではありませんが、家のベッドに比べると狭さは感じます。もう一つ、枕が普段と異なるので、それが気になる方もいらっしゃるかと思います。
例えばですがもし、
移動先でスポーツ試合をする
といったベストコンディションで行きたい場合は、サンライズ出雲・瀬戸ではなく、
新幹線+ホテルをオススメ
します。やはり、ホテルのほうがゆっくり休めると思います。
サンライズ出雲・瀬戸のベッドの寝心地について
続いてサンライズ出雲・瀬戸のBシングルのベッドの寝心地についてお話します。
ベッド幅は70cm、足元は60cmだそうです。(リンク)
ベッド幅は先ほど述べたように、不足しているわけではないが、十分ではないという感じです。寝返りを打つと壁が気になる感じです。
ベッド自体の硬さは、柔らかすぎず、硬すぎずちょうどいい塩梅でした。
音は、Bシングルはモーターが無い車両のため、さほど気になりませんでした。
振動ですが、発車時は振動が少なく、配慮した運転をしているなと感じましたが、それでも縦揺れ、横揺れはあります。
私は12月の寒い時期に乗りましたが、個室の暖房は床暖方式で、ブランケットをかぶればホカホカでした。
ある程度すると鼻は慣れますが、
列車臭
はします。何というか、あの電車の独特のにおいです。
サンライズ出雲・瀬戸に乗るメリットについて
まずサンライズ出雲・瀬戸に乗るメリットについてお話ししたいと思います。
1.朝一から活動できる
まず、朝一から活動できるメリットがあります。
新大阪から始発ののぞみで東京駅に行った場合、6時に出発して8時23分に東京駅に着きます。
サンライズ出雲・瀬戸は7時8分に着きますので、約1時間以上も早く活動できることになります。
2.寝れるので、お尻・腰が痛くならない
これは腰痛持ちにはありがたい話だと思います。
新幹線だと新大阪<=>東京で2時間半ですが、腰痛持ちの人にはこれでも辛いかたもいらっしゃると思います。
サンライズ出雲・瀬戸でしたらベッドで移動できるので、すこぶる快適に移動できます。
また腰痛持ちではなくても、4時間以上座り続けるのはお尻が痛くなって、結構苦痛だと思います。
サンライズ出雲・瀬戸でしたらベッドで横になれるので、移動もさほど苦痛ではなく、お尻も痛くなりません。
サンライズ出雲・瀬戸のデメリット
続いてサンライズ出雲・瀬戸のデメリットについてお話ししたいと思います。
1.Bシングルだと座れないのがきつい
Bシングルですと、部屋のほぼすべてをベッドが占拠していますので、
基本的に正座やあぐら
になります。若い人はそうではないと思いますが、これは中年以降の人には少し厳しいと思います。
椅子が欲しくなりますが、Aシングルデラックスはプラチナチケットなので入手不可能。
ということで、
ひたすら寝て待つ
ことになります。大阪<=>東京だといいですが、これがさらに長くなると、少しきついかな?と思います。
2.値段が高い
先ほども挙げましたが、大阪(新大阪)<=>東京間の料金は
- 新幹線14,720円
- サンライズ出雲・瀬戸19,730円
と新幹線の方が安いです。やはり値段という点では寝台券がある分新幹線には適いません。
部屋の装備


まず室内の様子です。ベッドと小さい机があります。窓にはシェードがついています。

室内灯が2つ付いています。左側は常夜灯となりますが、少し常夜灯としてはまぶしいと思います。気になる方は、
常夜灯代わりになるライトを持参したほうがいい
と思います。

皆さん大好きなコンセントもしっかりあります。一口のみですので、複数充電したい場合はタップが必要となります。

幅は細いですが、鏡もあります。また一人一つプラスチックコップが支給されます。

ハンガーが一つあります。面白いのは上側がフックではなく、リングとなっているところです。電車なので揺れを考慮した形なのでしょうか。

スイッチ類はベッドサイドにあります。アラーム、室内灯スイッチ、常夜灯スイッチ、暖房、防犯ブザーがあります。ラジオはすでにサービス終了しており、現在は使えません。
写真には撮っていませんが、寝巻とスリッパが支給されます。
また、入り口には鍵が付いており、これも安心です。
室外の装備

トイレです。トイレは全車両についているうえ、2室と多いのが特徴です。
そのトイレですが、
ピカピカ
でびっくりしました。掃除も隅々まで丁寧に行われており、清潔感たっぷりのトイレでした。
普通列車や快速列車のトイレもこれくらい綺麗になったらな~と思うのですが、運用上難しいのでしょうね。

洗面台はこんな感じで、これもピカピカです。ハンドソープが備わっています。

水は飲料用ではありません。(私は電車内で歯磨きをする際は、念のためミネラルウォーターで行います)ちなみに、お湯と水が出る仕様となっています。

サンライズ出雲・瀬戸の3号車、8号車にはラウンジがあります。ラウンジは8脚の椅子があります。

ラウンジに備わっている自動販売機です。私が乗車した時のラインナップは、ミネラルウォーター、お茶、コーヒー、コーラ、エナジードリンクでした。

かの有名な、ラウンジ横にあるシャワー室です。シャワーカードはサンライズ出雲・瀬戸それぞれ20人ずつ、計40人までのようです。シャワーカードは始発駅で争奪戦になるようで、私が乗車した大阪からは当然売り切れです。

こちらがシャワーカード売り機です。シャワーカードは330円となっています。
サンライズ出雲・瀬戸 持って行くべきもの
まず、
常夜灯代わりの懐中電灯
はあった方がいいと思います。私はペツルのティカを使用しています。
続いて、
ミネラルウォーター
は多めに持って行きましょう。飲料用だけでなく、歯磨き用に使います。(車内の水道水は飲用ではありません)
あと枕を高くしないと寝れない人は、

空気で膨らませる携帯用枕
を持って行くと便利です。私はモンベルのU.L.エアピロー ワイドを持って行きました。
オススメ度は8.8点/10点です。8点/10点が手放しでオススメできる点数です。

たたむとここまでペシャンコになります。重量は82gと超軽量です。
寝心地は、やはりエア枕のそれで、あまり良くありません。が、エア枕の中では良いほうだと思います。
寝心地がまずまずで、重量がとても軽いので、点数は高めです。
サンライズ出雲・瀬戸 オススメ度結論
最初に申し上げましたように、サンライズ出雲・瀬戸のオススメ度は
8.2点/10点
です。新幹線+ホテルの方がより休まりますし、安さでいうと夜行バスに軍配が上がります。
しかし、
旅情
という点では、サンライズ出雲・瀬戸の右に出るものはありません。
ゆったり流れる車窓を眺めながら、お酒を飲みながらまったり過ごす
なんて、ロマンあふれるじゃないですか!
旅情を加味すると、点数は
9.2点/10点
です。それでいて、睡眠は十分にとれるので、文句なしです。
私は乗ってとても楽しかった
です!
強いて言うなら、
Aシングルデラックスがもう少し取りやすい切符だったらな~
Aシングルの85cmのベッド幅と、椅子付の快適な車内を体験してみたいな~と思います。
以上、サンライズ出雲・瀬戸 Bシングルに乗ってきた!でした!








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