本日は、私が過去に経験した失敗談、「そばアレルギーの人は絶対に蕎麦屋に連れて行くな!」についてお話していきたいと思います。
(記事の情報は2025年12月18日の情報です)
そばアレルギーの人は絶対に蕎麦屋に連れて行くな!
そばアレルギーとは?
まず、そばアレルギーについてですが、そばアレルギーとは、そばを食べることによっておこるアレルギー反応のことです。
そばアレルギーは、重篤化しやすい
ことで知られ、アナフィラキシーショックによる呼吸困難、血圧の急激な低下で、死亡するケースもある、危険なアレルギーです。
なぜそばアレルギーの人を蕎麦屋に連れて行ってはいけないか
「蕎麦屋には、そば以外のかつ丼とかのメニューもありますよね。それを食べればいいじゃないの?」
そう思う人も、いらっしゃると思います。私も実際そうでした。
しかし、蕎麦屋に行くと、気付かずにそばを摂取してしまう危険性があるのです。
以下、具体的に私の失敗談をお話します。
そばアレルギーの人を蕎麦屋に連れて行った結果
あれは、大学生の時でした。そばアレルギーの人を含めて、3人で夕食を食べようとしていた時です。
さっきお話した通り、そばアレルギーの人は、そばは食べれないけど、
蕎麦屋にはそば以外のメニューもあるからそれを食べればいいよね(間違い)
という話になり、蕎麦屋で夕食を取ることにしたのでした。
そばアレルギーの人は、かつ丼を注文し、それを食べました。それまでは良かったのです。
そばアレルギーの人は、かつ丼を食べ終わった後、水を飲みに行きました。
そして、席に戻った後、おもむろにこう話したのです。
「ここの水へんだね。白く濁ってるし、変な味する~」
そ、それ、
そば湯ですからー!!
そう、そばアレルギーの人は、普段そばを食べないから、
そばについて何も知らない
のです。
もう慌てたのは言うまでもありません。
といっても、応急処置としてできることは口をゆすぐくらいで、あとは様子を見ることくらいでした。
幸いにして、アレルギー症状はでなかったのですが、数時間経過するまで気が気ではありませんでした。
そばアレルギーの人を蕎麦屋に連れて行った反省点
あとでGoogleで検索してみると、そばアレルギーの人は、絶対に蕎麦屋に連れて行くな、とありました。
私が経験したような、誤って蕎麦湯を摂取してしまう、といったような事例の他にも、
-
そばと、うどんを同じ湯で茹でていて、そこからそばを摂取するおそれがある
-
そば粉が調理器具や調理台を通じて移ってしまう恐れがある
-
そば粉は軽く、舞って体内に摂取する恐れがある
といったケースがあるようです。特に注意している人は、蕎麦屋の前を通るとき、息を止めるなどをする人もいるそうです。
要するに、
そばアレルギーの人は、極力そばから距離を置く
蕎麦屋に行くなんて論外
ということです。
そばアレルギーの人が誤ってそばを摂取した場合の対処法
まず、
蕎麦の摂取を中断し、口の中をよくすすぐ
です。そばの摂取量をなるべく減らしましょう。
その後できるだけ早く医療機関を受診しましょう。
注意しなければいけないことをいくつかお伝えします。
まず、
1.運動はしない*1, *2
運動をするとそばアレルギーを発症しやすくなります。運動を避けましょう。運動をしなければそばアレルギーを発症しないわけではないので、注意です。
2.入浴・熱いサウナはダメ*2
3.アルコール、お酒はダメ*1
4.一部の解熱鎮痛剤はダメ*1, *4(薬剤師に必ず相談)
5.体調不良*3・寝不足*4・ストレス*4に注意
いずれも1~5は、そばアレルギーを発症させやすくするため、避けてください。
6.一人にならない
これは、アナフィラキシーショックが起きた際、だれかに助けてもらうためです。
アナフィラキシーショックが起きたら
まず、迷わずに119番してください。
加えて、エピペンというアドレナリンの自己注射薬があれば、注射してください。
救急を待つ間は、
寝かせて足を上げて、救急を待ちましょう*5
(*5参照5)
立ったり、歩かせたりはしない*6
のが鉄則です。(*6参照6)イギリスのガイドですが、立ったり歩いたりすると、死に至ることもあるそうです。
そばアレルギーの人は絶対に蕎麦屋に連れて行くな!
以上、私の失敗談から、そばアレルギー、アナフィラキシーショックの対処法までご紹介いたしました。
そばアレルギーは甘く見ると、死に至ることもある危険なアレルギーです。
身近な人にそばアレルギーの人がいらっしゃったら、くれぐれも蕎麦屋には連れて行かないようにしてくださいね。
以上、そばアレルギーの人は絶対に蕎麦屋に連れて行くな!でした。
P.S. ブログを執筆していると、いろいろと知識が増えますね。アナフィラキシーショックは身近にあるので、「寝かせる、足を上げる、立たない、歩かない」を知ることができて、良かったです。












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